エッセイ
こんな経験、ありませんか?
エッセイ
こんな経験、ありませんか?
会話の輪に入れない、会話の輪にうまく入れない・・・。
婚活イベントを主催していると、会話の輪にうまく入れない (入らない?) 方がいることに気づきます。
壁際に立って寄りかかっていたり、部屋の隅に一人で腰を下ろしていたり、少し離れてぼうっとしていたり、などです。
せっかく出会いを求めて参加費を払って参加しているのに、勿体なくはないでしょうか??
ここにはいくつかの心理パターンが存在します。
まずは「入りたいけど緊張して入れない、または輪に溶け込むのが苦手」という方です。
もちろん、気持ちは分かります。
私も見ず知らずの方が集まる交流会に参加する時は、会場に向かう時からドキドキで、着いてからも、誰か知り合いがいてくれないかしきりに探します。
それでも知っている人が誰もいないとなると、開き直って、まずは近くの人に話し一人と話すと、自然と緊張が和らぎ、他の人と話すのがそれほど難しくなくなります。
緊張して会話の輪に入れないという場合は、まず近くの人、それもできれば同性の方に話しかけてみましょう。
その方も同じことを感じていたなら心強い仲間です。
逆にその方が誰とでも積極的に話せるタイプの人なら、ぜひついていきましょう。
初対面の人が何人もいる輪に一人で入るのは、誰にとっても簡単ではありません。そのことを念頭に、どうすれば自然に輪に入れるかをその状況で考えましょう。
次にこういうパターン。
「いい人がいないから入りたくない」
こう決めた時点で、あなたはその日のイベント参加費と貴重な時間を無駄にしてしまっています。
出会いはおろか、自分の成長も放棄してしまっているということです。
こう考えてみてはいかがでしょう??
「一見、いいなと思う人はいないけど、もしかしたらすごく趣味の合う人がいるかも」
「次に同じシチュエーションになった時のために練習しておこう」
「リーダーシップ、会話力、度胸を身につけるチャーンス!」
また、こういう人も同様です。
「いいなと思う人はいるけど、自分から話しかけるのはプライドが許さない」
そのプライドは本当に必要ですか?
相手から来てくれるのを待って、結果何も得ず帰って後悔することはありませんか?
本当のプライドとは、ここぞという時に出せばいいのであって、いかに多くの人との縁をつなげるかがポイントの婚活イベントにおいては、必要ないように思います。
自分の価値観やプライドにこだわるより、「相手が楽しんでくれたらいい」「この瞬間を楽しみたい」、そんな気持ちで輪に入っていく方が、よほど実り多き時間となるでしょう。
会話に入れないにしても、入らないにしても、もう一度参加目的をハッキリさせてみませんか??